遠くへ行きたい 島娘たちの響き
遠くへ行きたい
2015年1月11日放送 日本テレビ-
響け!島娘たちの唄――南大東島での音楽の旅
南大東島にやってきた「響け!島娘たちの唄」。
この番組では、南大東島の魅力に触れながら、島の沖縄民謡教室「新垣民謡研究所」での体験も紹介されていました。
島の風景には、美しい海と緑豊かな自然が広がり、心地よい音楽に思わず耳を傾けてしまいます。
指導を受けるのは、新垣民謡研究所の先生たち。
彼らは楽譜を使わずに目と耳を基本に、三線の奏法を教えてくれます。
このやり方は、音楽の本質を感じることができる素晴らしい方法です。
心に響く音楽を奏でるためには、楽譜だけではなく、自らの感性を大切にすることが必要なのかもしれません。
そして、民謡教室には南大東島の子どもたちも通っています。
その中でも特に注目されているのが、「ボロジノ娘」という民謡グループです。
幼稚園児から中学生のメンバーが入れ替わりながら、10年間も活動を続けているなんて素晴らしいですね!彼らはまだ覚えたての曲「島人ぬ宝」を披露しました。
このパフォーマンスでは、三線の音色と彼らの歌声が一体となり、感動的な演奏となりました。
南大東島から本島へ――希望と別れの場面
「ボロジノ娘」は翌日、沖縄本島のイベントに出演することになりました。
そのため、南大東空港でのメンバーとの別れの場面が放映されました。
増田英彦さんはメンバーを見送りながら、末の弟が号泣している様子に心を痛めていました。
こんな別れの瞬間、家族の中の誰かが涙を流してしまうこともあるのでしょう。
しかし、彼らの娘たちは自分たちの夢を追いかけるため、島外へと旅立つ決断をしました。
父親は「娘が島を出るときにはこうなるかも」と話していました。
家族の一員が島を離れることは、切なさと同時に希望を感じる瞬間でもあります。
彼らが本島での活躍を果たし、島娘たちの歌がさらに多くの人々に届くことを願ってやみません。
南大東島の響きを追って――音楽の力
「響け!島娘たちの唄」は、南大東島の音楽と魅力を紹介する番組でしたが、私たち視聴者にも多くの感動を与えてくれました。
美しい自然と音楽が融合した南大東島の風景は、目にも耳にも心にも響くものでした。
指導をしてくれた先生たちや、「ボロジノ娘」のメンバーたちの情熱と努力も感じられ、彼らの音楽が人々の心に響いていくことを願ってやみません。
この番組は、音楽が持つ力や、親子の絆、そして島娘たちの成長を描いていて、心に温かい感触を与えてくれました。