遠くへ行きたい第2179回 高野山の里山に生きる 和歌山県かつらぎ町-神龍村
2013年11月3日放送 日本テレビ-
高野山の朝の風景に魅了される
和歌山県かつらぎ町を訪れると、ある街角で私は驚きの出来事を目撃しました。
大自然の中で、紀州の名物であるイノシシを手づかみで捕獲する光景に、心躍る瞬間でした。
この情報は、地元の方である藤井彦次郎さんの話で聞きつけ、現場を訪れたのです。
残念ながら、この日はイノシシは捕まっていませんでしたが、彼の猟の様子を動画で見せてもらいました。
原田龍二さんも彼の話に興味津々で、一緒に現場に行くことになったのです。
イノシシの猟を通じて、私たちは自然との共存の大切さを再認識しました。
自然界には私たちが知らないこと、体験したことのない驚きがたくさんあるのです。
藤井さんの情熱と勇気は、私たちに新たな視点を与えてくれました。
高野山への心静かにたどり着く道程
高野山といえば、静寂なる修行の場として有名です。
原田龍二さんも高野山を訪れ、その朝の様子を目撃してきました。
朝は読経から始まり、奥の院へと進むためには御廟橋を渡る必要があります。
御廟橋は現世とあの世をつなぐ架け橋であり、その歩みは心静かに進むことが求められます。
原田さんは、この場所に立ち、心を整え、大自然との一体感を感じることができたのです。
高野山の景色は、まさに心の拠り所となるべき存在です。
日常の喧噪を離れ、この神聖な場所で心を浄化する時間を過ごすことは、私たちにとって欠かせないものとなるでしょう。
高野山で体験する医療と伝統の結びつき
高野山には、1200年以上の歴史を持つ漢方薬があることをご存知でしょうか。
この情報を聞きつけた原田さんは、とらや薬局を訪れました。
そこで彼が出会ったのは、「和漢胃腸薬 だらにすけ」という薬でした。
だらにすけは、小さな丸薬として知られ、高野山の宿坊である遍照尊院にもその効能を活かしたお風呂があるのだそうです。
原田さんはこの薬の効果に驚き、その伝統と医療の結びつきに感銘を受けたことでしょう。
高野山は、単なる観光地ではなく、伝統と宗教、そして医療の融合を感じることのできる特別な場所です。
私たちも、高野山の風景や文化に触れ、心と体を癒す経験を積極的に求めるべきなのかもしれません。
