遠くへ行きたい「虻川美穂子の夏本番！小田原＆箱根でリフレッシュ旅」
2020年7月19日放送 日本テレビ-
寄木細工の魅力に触れる旅
寄木細工のヒミツを探る旅に出かけました。
江戸時代の趣を残す箱根の街道沿いには、茅葺きの「甘酒茶屋」があり、タイムスリップしたかのような不思議な雰囲気が広がっています。
13代目が受け継ぐ昔ながらの甘酒は、旅人の疲れを癒すにはぴったりです。
虻川で試飲をすると、まるで400年前の味が蘇ってきたかのようでした。
文化と歴史が交差する場所で、寄木細工の世界へと足を踏み入れる感動が待っていました。
魅惑の寄木細工の世界
虻川美穂子さんは、寄木細工の技法を追求する「浜松屋」を訪れました。
寄木細工の美しい幾何学模様に魅了された虻川さんは、その技術を体験することを決意しました。
工房では、江戸時代から受け継がれる作業工程を見学することができ、その緻密で神秘的な技に感嘆の声が上がりました。
そして、虻川さんは少しだけ作業を手伝うことができたのです。
寄木細工の作業は、木々が織り成す美しい模様を組み合わせることで、特別な作品を生み出すのです。
そうしてできた作品は、まさに芸術品と言えるでしょう。
幾何学模様が醸し出す安定感や調和は、見る者を魅了し、心を豊かにしてくれます。
寄木細工の技術を追求する職人たちの熱意と才能が詰まった作品に触れることで、虻川さんは今までにない喜びを感じることができました。
寄木細工の架ける懸け橋
寄木細工の魅力は、歴史を感じることができるだけではありません。
それは、人々を結びつける懸け橋とも言えるのです。
工房では、職人たちが地元の子どもたちに寄木細工の技術を教えるワークショップを開催しています。
そこでは、子どもたちが自ら作品を作り上げる喜びを味わっています。
この懸け橋が生まれることで、寄木細工の技術は未来へと継承されていくのです。
幾何学模様に溢れた作品を手に取る時、私たちは昔から受け継がれてきた技術の重みを感じることができます。
寄木細工の美しさと共に、その温かさと繋がりを感じる旅は、まさに心を豊かにするものとなりました。
