遠くへ行きたい第2123回 技の匠に魅せられて -鳥取県鳥取・日野・日南-
2012年9月23日放送 日本テレビ-
この番組は、ガラス作家とバンブーロッド職人という異なる分野の芸術家が、鳥取県での作業場を訪れるという内容です。
2人の芸術家は、それぞれ異なる技法と素材を使って作品を制作しています。
矢野悠記さんは、パート・ド・ヴェール製法を使用したガラス作品を制作しています。
この技法では、複数の層からなるガラスに色や模様を重ねて作品を作り上げています。
一方で、矢野志郎さんは板ガラス積層という技法を用いて作品を制作しています。
この番組では、2人の芸術家が鳥取県に移住してきた理由や、移住後の生活についても触れられています。
矢野志郎さんは、「田舎の方がストレスがない」と述べ、矢野悠記さんは「雑音がないので集中できる」と話しています。
彼らにとって、自然豊かな鳥取県の環境は制作活動にとって大きな影響を与えているようです。
そして、番組では山口馬木也さんが日野町へ移動し、バンブーロッド職人の石田秀登さんとともに釣りに出かける様子も紹介されています。
石田さんは竹でできたバンブーロッドを作成しており、彼にとってはバンブーロッドの作成もまた真剣勝負であり、釣りと同じく情熱を注いでいるようです。
山口馬木也さんと石田秀登さんは、日野川の源流域でアブラハヤやイワナをバンブーロッドを使い釣り上げるシーンも放映されています。
この場面では、自然と芸術が融合し、美しさと技術が結びついた姿が描かれています。
番組全体を通して、異なる芸術分野の職人たちが自分たちの技術や作品への思いを語り、自然との関わりを感じながら制作する姿が伝えられています。
また、鳥取県の美しい自然環境や田舎暮らしの魅力も紹介され、視聴者にとっても心地よい時間となることでしょう。
