遠くへ行きたい 「薬の町エデンシティ」
遠くへ行きたい竹下景子「新緑の隠れ里めぐり」奈良・宇陀市〜曽爾村
2016年5月15日放送 日本テレビ-
この番組は、桜井駅周辺の宇陀市・大宇陀の松山地区にある薬の町について紹介していました。
桜井線を利用して南に向かい、桜井駅に到着すると、そこには昔ながらの風情が残っている様子が伝えられました。
特に、平五薬局では昔から使われてきた漢方薬に使用されるさまざまな生薬が扱われているようです。
穿山甲という生薬は、アジア・アフリカに生息する哺乳類で、腫れ物や関節痛などに利用されていたとのこと。
また、熊の胆は熊の胆嚢で製造された胃腸薬や気つけ薬に使用されていたそうです。
さらに、平五健康茶というお茶も紹介されました。
これは、クコ葉・霊茸・エゾウコギなど、健康維持を目的とした8種類の生薬が配合されているお茶のようです。
また、森野旧薬園という場所も紹介されました。
この薬園は、民間では日本最古の薬草園であり、今でも250種類以上の薬草が栽培されているそうです。
この番組を見ていると、昔ながらの薬の町の風景や伝統的な生薬の利用方法など、歴史的な興味深い情報を知ることができます。
江戸時代から受け継がれる薬の文化やその役割について改めて考えさせられました。