遠くへ行きたい 「宮崎県都城のカオスな日常」
遠くへ行きたい第2153回 南宮崎 海と山の春だより -宮崎県 宮崎市・日南市・三股町-
2013年4月28日放送 日本テレビ小倉久寛
宮崎県都城市にある「美木工房」が制作する伝統工芸品「ごったん」には、興味深い歴史的背景がありますね。
この楽器が実際に昔、禁制となった浄土真宗の信者たちによって利用され、念仏を唱えるために使われていたというエピソードは興味深いです。
また、取り壊された築80年の家の木材を再利用して作られたということも、環境にも配慮しながら文化財を継承しようとする姿勢が感じられて良いですね。
大工さんが引越しの際に余った木材を使って作った楽器を家の持ち主に贈ったという言い伝えも、温かい心遣いを感じます。
このような工芸品や伝統文化は、地域の歴史や文化を伝える重要な役割を果たしています。
宮崎県都城市の美木工房が「ごったん」の制作を通じて、伝統を守りながら新たな価値を創造していることは素晴らしいと思います。