遠くへ行きたい蟹江一平「魅惑の島々と殿さまスイーツ」長崎 池島〜黒島
2016年9月25日放送 日本テレビ-
九十九島の魅力を堪能!
長崎県佐世保の西側に広がる九十九島は、大小208の島々からなる美しい群島です。
その中でも最も大きな面積を誇る黒島では、貴重な一年草「テオシント」の栽培が行われています。
この島では、83歳の男性が長年素手で農作業に取り組んでいたそうです。
彼の手を見た人々は「グローブみたい」と評しました。
そんな黒島には、世界遺産に登録されることを目指す黒島天主堂があります。
1902年に隠れキリシタンだった信徒たちが建てたこの教会は、赤土を焼いて作られた煉瓦が特徴的で、その数はなんと45万個にも及ぶそうです。
この教会の内装には、信徒たちの思いが随所に込められています。
木目が手書きされた特徴的な天井や、寄付によって作られた有田焼きのタイルなど、細部に温かさを感じることができます。
また、建物全体を後ろから見ると綺麗な半円状になっており、和洋折衷のデザインが魅力的です。
隠れキリシタンの歴史と振興を守り抜いた偉業が、今再び高く評価されているのです。
黒島の素晴らしさに触れる旅
九十九島を訪れると、黒島の魅力に魅了されることでしょう。
島全体が美しい田園風景に包まれており、静かな時間が流れています。
そんな中にそびえ立つ黒島天主堂は、まるで絵画のような美しさです。
煉瓦の壁と黒い瓦屋根が調和し、和洋折衷の雰囲気が漂っています。
また、教会の内部に足を踏み入れれば、信徒たちの温かさが伝わってきます。
手書きされた木目や、寄付によって作られた床のタイルは、一つ一つに思いが込められています。
そんな特別な場所で感じるぬくもりと美しさは、心を癒してくれることでしょう。
黒島天主堂の魅力を再発見
長年にわたって隠れキリシタンたちの信仰を守ってきた黒島天主堂は、今、再び注目を浴びています。
その歴史と信仰心が評価され、世界遺産に登録されることを目指しているのです。
訪れた人たちは、この教会の素晴らしさに驚き、感動することでしょう。
黒島天主堂は、島の美しい自然と共に、訪れる人々にいくつもの思い出を作ってくれるでしょう。
その歴史的な価値と美しさを再発見し、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。