遠くへ行きたい「May J.世界が愛する古都めぐり」京都 祇園〜大原
2016年12月4日放送 日本テレビ-
この番組は、京都の冬の風物詩である堀川ごぼうの収穫と移動販売に焦点を当てています。
堀川ごぼうは一つの特徴として、横に植え替えることで太く育てるということが挙げられます。
その結果、香りが高く、柔らかいごぼうに仕上がるのだそうです。
May J.さんが堀川ごぼうを生で味わって、「みずみずしい」と感想を述べた場面もありました。
また、初物の堀川ごぼうは高級品として扱われ、料亭などで使われる太い部分と、ひげ根の部分がおつきあいのある方に販売されるということも紹介されました。
この移動販売の方法は、何百年も前から続いている伝統的な販売手法であり、冬場でも坂の上に住むお年寄りのために週に数回、欠かすことなく販売に行く様子が紹介されました。
特に興味深いのは、インターホンを鳴らすというユニークな方法でお客さんを集めるという点です。
移動販売で販売されている野菜は、九条ねぎ、大根、ほうれん草、きゅうり、サニーレタス、モロッコ豆で、1000円という破格の値段で提供されています。
虫がついてしまった野菜も売ってくれるとのことで、「京都の人はケチだから食べられる部分は絶対に捨てない」という言葉が紹介されました。
京都の人々は、野菜の葉をじゃこ炒めやお惣菜に活用し、ヘタは干してだし取りに使い、皮はきんぴらや漬物に使うそうです。
この番組を通じて、京都の冬の風物詩である堀川ごぼうの収穫と移動販売について詳しく知ることができました。
また、京都の人々の節約と活用の精神も感じられました。
