遠くへ行きたい土井善晴「ぐるっと琵琶湖うまいもん探し」滋賀 大津〜高島
2017年1月15日放送 日本テレビ
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生活の源、湧き水の恵み新旭駅針江に位置する高島市は、比良山系の伏流水が湧き出る土地として知られています。
ここでは、湧き水を活かしたお豆腐や、地元の生活文化である「川端」が息づいています。
この地域は「生水の郷」と呼ばれ、自然の恵みが生活に豊かさをもたらしています。
自然の恵みを味わう明治30年創業の上原豆腐店では、自然の海水からとったにがりを使い、湧き水で仕込んだお豆腐を販売しています。
木綿豆腐を一口味わえば、豆の味が広がり、その美味しさに驚かされます。
地元の方々も、「昔からいい水で変わらないのが一番うれしい」とコメントし、水の大切さを改めて感じます。
暮らしに息づく「川端」文化針江では、それぞれの家で使う水を「川端」と呼んでいます。
地元の方々は、湧き水と共に暮らし、川端を大切にしています。
福田千代子さんによれば、針江には110もの川端があり、飲水となる壺池と食器類などを洗う端池が存在します。
また、川端にはお米のついた鍋を入れると、川端に住む鯉がきれいにしてくれるという風習もあり、地域の文化を感じさせます。
生活の体験と共に針江には生水の生活体験処があり、予約すれば川端を使った生活体験ができる施設もあります。
ここでは、琵琶湖の名産品である瀬田しじみの砂抜きをする体験などが行われています。
自然と触れ合いながら、地元の文化や生活を体験できる施設は、訪れる人々にとって貴重な体験となるでしょう。
