遠くへ行きたい鈴木ちなみ「海から山へ 本州最南端の楽園」和歌山県 串本
2017年7月2日放送 日本テレビ-
この番組で紹介されていた「くしもと大橋を抜けて紀伊大島へ」という場所は、日本の本州最南端に位置する楽園のようでした。
紀伊大島では、マグロの養殖業が盛んに行われています。
近畿大学水産研究所には、マグロの養殖生け簀があり、そこで近大マグロが養殖されているとのことです。
番組では、近畿大学が1970年にマグロの養殖を開始し、2002年には卵を孵化させる完全養殖にも成功したことが紹介されていました。
マグロの養殖において最も重要なのは、育てた親から確実に卵を採ることだと話していました。
そして、生け簀の中はほぼ自然環境のままに保たれており、広さを保つことも大切だとのことです。
現在では、年間1000匹ものマグロがこの場所から出荷されているそうです。
引き上げる際には、人間の力だけではなく機械と連動して行うそうです。
また、潮岬観光タワー内のレストランでは、とれたての近大マグロを味わうことができるそうです。
内海で育つためか、全体に脂の乗りが良い近大マグロ丼が人気メニューのようです。
この番組を見て、くしもと大橋から渡って紀伊大島で育まれる近大マグロの養殖について興味深い情報を得ることができました。
マグロの養殖がどれだけの努力と技術を要するものなのか、改めて感じさせられました。
是非、実際に近大マグロを食べてみたいと思いました。
